暗号通貨界の文豪を目指すブログ

暗号通貨について、適当にだらだら書いていく予定です。BTC、XEM、ETHが中心。

2017年に期待している暗号通貨

 2017年に期待している暗号通貨をまとめてみた

2017年、私的に期待している暗号通貨/仮想通貨です。

今回の記事では、

1.イーサリアム(ETH)

2.ネム(NEM/XEM)

3.匿名系コイン(XMR、DASH、ZEC)

を取り上げます。

また、次回の記事では、期待はしているけれど、いわくつきのコインとして、ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)を取り上げる予定です。

最後に、私のポジションを晒して、締める予定ですw

1.イーサリアム(ETH)

「ETHはThe DAOで死んだ」——。

暗号通貨に詳しい人はそういうかもしれません。

2016年、イーサリアムのプロジェクトの1つ、「The DAO」で60億円分のETHがハッキングされました。

そのハッキングを「なかったことにする」ため、ハードフォークと呼ばれる措置をコミュニティのコンセンサスが取れない中で緊急で行いました。

このハードフォークがイーサリアムの信頼を地に落としました。

挙句の果てには、ハードフォークに反対した「イーサリアム・クラシック(ETC)」というコインまで登場し、分裂しました。

実際に、ETHは大暴落。16年の夏には1ETH=0.03BTC以上あったのが、現在0.01BTC付近で推移しています。

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ただ、それでも私はこのETHに2017年は一番期待しています。

期待している最も大きな理由が、「スマートコントラクト」です。

スマートコントラクトって何?ってことなんですが、簡単に言ってしまえば「デジタル上での契約」を指します。

(いろんな定義があるらしく、詳しくは下記サイトをご参照。)

このスマートコントラクトがこれからの実社会で大きなインパクトを持つのではないか、と思っています。

実際、イーサリアムを用いたプロジェクトはかなりの数があります。

株で言うと、強烈なIR情報がバンバンでているのに、The DAOの傷を引きずっているため、株価が安値で放置されているような状態だと思っています。

何かのきっかけでドーンと上がるのではないかと思っています。

また、イーサリアムは開発プランを下記の4つの段階に分けています。

「フロンティア」→「ホームステッド」→「メトロポリス」→「セレニティ」

今はホームステッドなんですが、この春メトロポリスを導入予定です。

このメトロポリス移行が順調にいけば、いい感じに上がるのではと期待しています。

また、PoWからPoSへの移行も将来的には期待されています。

2.ネム(NEM/XEM)

ネムってなあに?という方はこちらをご覧ください。

オルトコインの1つで、パブリックブロックチェーンの「NEM」とプライベートブロックチェーンの「mijin」を組み合わせて、会社の基幹システムや公的機関の認証など様々な分野で活躍できるのではないか、と期待されているコインです。

昨年の夏、ミャンマーの大手銀行の基幹システムにmijinを使用する実証実験を行う、というリリースを受け、大暴騰しました。

 

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ただ、それは実需が伴っていない暴騰でした。

実証実験後も期待されていた実装の話はいったん白紙に。

それ以降、じりじりと下落を続けていました。

しかし、その下落を続けている期間、着々と開発は進んでいました。

まず、アポスティーユ。

アポスティーユとは、ざっくりいうと、ブロックチェーン上での契約を証明書として発行する機能で、昨年秋にリリースされました。

 そして、カタパルト。

カタパルトは、NEMとmijinのパブリックチェーンとプライベートチェーンを繋ぐ機能を持ち、かつ、mijinの10倍の処理速度を出せるというハイスペック機能を持ちます。

カタパルトがこの春ごろリリース予定です。

カタパルトのリリースと同時に、実用例の発表があるのではないか、という期待もありますが、果たしてどうなるでしょうか。

一方、注意点もあります。

XEMは300satまで落ちていたのが、今年に入って、500~600satまで回復。

これは、カタパルトの発表をある程度織り込んだ数字になっています。

カタパルト発表時にサプライズがあるのか、失望に変わるのかで相場は大きく動くと思われますので、過度な期待にはご注意を。

3.匿名系コイン(XMR、DASH、ZEC)

ビットコインマネーロンダリングが・・・」なんて記事をよく見かけますが、ビットコインマネーロンダリングに向いていません。

なぜなら、誰がいつ、誰と、いくら取引したか、という取引履歴がすべてブロックチェーン上に刻まれているからです。

(取引所の本人確認が甘い場合は、偽装して使われる場合があります)

その取引履歴が見えないようにしているコインがいわゆる匿名系コインです。

これらは、取引履歴はブロックチェーン上に刻まれるのですが、誰から誰に取引されているのかわからない状態にされています。

ビットコインだと、誰がいくら持っているというのもすべて丸わかりなので、プライバシー的にも見えないほうが使いやすい、といった需要があります。

また、さっきのマネロンみたいに、闇取引で使われるのではないか、という期待もあります。(ダーク系コインとも呼ばれるのはそのためです。)

技術的なことはビットコイナー反省会でびりある先生が熱弁を振るわれておりました。

(私は1割も理解できてないですが)

ZECは昨年、初めての取引価格が1ZEC=1000BTC以上をつけ、話題をよびました。

その前後で他のオルトコインが壊滅的に落ち込んだこともあり、暗号通貨界のパワーバランスを壊すのでは、と期待されましたが、今のところそこから下落を続けています。

ただ、政府等が本格的に規制に乗り出すまでは、匿名系はかなり期待できるコインだと思っています。

4.私のポジション

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まず、去年はポートフォリオの半分近くをビットコインにしてましたが、全部売り払いました。ビットコインは今持ってません。

そして、XEMのスーパーノードなんですが、一時解体しました。

今は100万XEMほどです。

XEMには引き続き期待しているんですが、20代の私に200万以上の資金を1つの銘柄に突っ込むのは相当リスクだったので、ポジションを減らしました。

(なんかいろんな人にオッサンと思われているみたいですが、一応20代です)

去年12月には380万円あった暗号通貨への投資は、今年は相当減らして、150万くらいです。

去年はかなり高い確率で勝てるだろうと思っていたので、大金を張りましたが、今年は正直わかりません。

勝てるといいな~